
放置でOK!防災ブログの作り方
最終更新日:6月10日
防災ブログの作り方を開いてくれてありがとうございます。
私はすもベビといいます。
ブログ歴5年、防災ブログを含む20くらいのブログを運営(うち半数は放置)しています。
このnoteは、私が運営しているブログ初心者向けのグループ「すもサポ」で開催した講義「防災ブログの作り方」に加筆修正したものです。
本編はパワーポイントのスライド+テキストで構成しており、重要な情報が「見て分かる」ようになっています。
また、これからブログを作る人が参考にできるように私のブログを公開しています。
「ほんまに防災ブログ運営してるんか?」と思う人もいるでしょう。
私の防災ブログのURLは本編に載せてありますが、大まかな情報を書いておきます。
・開 始:2019年
・記事数:100ちょっと
・P V:1,000PV/日くらい
・収 益:29万円くらい(1日1万円前後)
※PVと収益は2020年5月のもの
大きな特徴として、2020年5月5日のGoogleコアアルゴリズムアップデート(以下「アプデ」という)でアクセスが下がらなかったことが挙げられます。
アプデでは様々なジャンルのブログが被弾し、初心者から上級者まで多くのブロガーが悲しみのどん底に突き落とされました。
私が仕事で運営しているブログ群も例にもれず被弾しましたが、防災ブログはアクセスと収益が伸びました。
下の画像を見てください。
赤い矢印がアプデの実施された5月5日ですが、直後にPVが大幅にアップしています。
その後、緩やかにPVが落ち着いていきますが、約1ヶ月経った5月末でもアプデ前のPVを上回ったまま推移しています(1日1000PV前後)。
実はこの防災ブログ、放置しているブログの一つです。
最終更新日は11月14日、つまりアプデのおよそ半年前から放置していました。
それにも関わらずアプデの影響を受けていません。
このnoteに書いてあるブログ設計を実践すれば、アプデ対策にもなります。
このnoteは、次のような人におすすめです。
・防災ブログを作って本気で収益化したい人
・防災ブログの基本設計を知りたい人
・防災ブログのキーワード選定と記事の書き方を学習したい人
本編には、「防災ブログの書き方」講義では説明しなかった内容を3つ書いてあります。
・私の防災ブログのURL
・アクセスを急激に伸ばせる「特需キーワード」15個
・収益性の高いキーワード15個
(私の防災ブログで収益が出ている記事のキーワード)
いずれも収益化に直結する情報です。
また、購入者からは、防災ブログの作り方に関する質問を受け付けます。
(最大2回・私からの返信も2回まで/購入から1週間以内)
質問される方はすもベビのTwitterアカウントをフォローしてください。
・見本となる私の防災ブログ
・ブログの作り方の講義
・実際に稼いでいる記事のキーワード
・特需キーワード
・すもベビへの質問
これらを活かせば、私の防災ブログと同じかそれ以上のブログが作れるようになります。
それでは、本編を読み進めてください。
「防災ブログの作り方」noteを購入いただきありがとうございます。
私の防災ブログURLは次のとおりです。
以下、講義の説明に補足事項を加えた内容となっています。
最初に~この講義で分かること~
最初に、この講義でお話しすることを5つ挙げておきます。
1.なぜ今、防災ブログなのか
2.防災ブログのカテゴリー選定
3.防災ブログのキーワード選定
4.防災ブログの記事の書き方
5.防災ブロガーをつなぐ意味
1.なぜ今防災ブログか
最初に、「なぜ今防災ブログを作るのか」についてお話しします。
理由は3つあります。
1.切り口が多い
2.ブルーオーシャン
3.ブログ同士を繋げやすい
一つずつ見ていきましょう。
切り口が多い
1つめは切り口の多さです。
防災と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
おそらく多くの人が「防災セット(非常時持ち出し袋)」、「防災訓練」、「過去の災害」などを思い浮かべるでしょう。
ここでは「防災セット」を例に切り口を見ていきます。
・人数:同居家族の人数
・年齢:家族の年齢
・健康状態:健康、病弱、高齢、足腰が弱いなど
・用途:防災ポーチ(0次防災)か持出用か備蓄用か
・性別:男女の別
・地域:住んでいる地域
・災害:想定している災害
パッと思いつくだけでもこれだけの切り口があります。
また、各切り口はさらに細分化できます。
例えば、家族の人数で切り分けるなら、「独身」から「三世帯同居」まで様々な切り口があります。
切り口が多いということは、それだけ記事を書くネタが多いということです。
最初は自分の家族構成に合わせて記事を書き、その後は他の切り口で記事を書いていけば、ネタが尽きることはまずありません。
防災セットを例にしましたが、これが防災グッズになればさらに切り口は多くなります。
防災ブームの中で日々新しい防災グッズが販売されているので、個々の商品のレビューを書くだけで自然い記事が増えていきます。
ブログ初心者が困りやすいのがネタ集めですが、防災なら「ネタ切れ」の心配はありません。
ブルーオーシャン
2つめは、防災ジャンルは他ジャンルと比べてブルーオーシャン(競合が少なく個人ブログでも上位表示しやすい状態)だからです。
アプデ以降、1語2語キーワードは企業や行政のサイトが強くなってきました。
でも、他ジャンルに比べればまだまだ狙いどころがあります。
3~4語キーワードになると、個人ブログが食い込めるキーワードがたくさんあります。
特に、集客記事のキーワードはまだまだガラ空きです。
また、防災ブログには特需キーワードが存在します。
特需キーワードを掴むと年に数回~数十回くらいアクセスが急増し、検索順位も大幅に上がることがあります。
特需キーワードについては後述します。
ブログ同士を繋げやすい
3つ目はブログ同士を繋げやすいからです。
少し前にTwitterで「防災ブログがおすすめですよ」とアピールしましたが、私が防災ブロガーを増やそうとした最大の理由がコレです。
なぜ繋げることを意識するのかについては、「5.防災ブログをつなぐ意味」で説明します。
2.防災ブログのカテゴリー選定
では、本題に入ります。
ブログの型
まずは防災ブログのカテゴリー選定からです。
防災ブログのカテゴリー選定をするには、まずブログを「知識付与型」にするのか「レビュー型」にするのか決める必要があります。
途中で型を変えることもできますが、すでにアクセスが増えていた場合はユーザーを混乱させてしまいます。
できるだけ最初の段階で決めておきましょう。
具体的なカテゴリー
ブログの型を決めたら、具体的なカテゴリー選定に入ります。
・防災グッズ:防災グッズ、防災セット、備蓄品をまとめる
・防災知識 :用語ごとにネット上の情報をまとめる
・その他 :レビューなしで書けて防災に関係する内容をまとめる
(保険、ボランティア、トランクルームなど)
・防災グッズ:個々の防災グッズのレビュー記事と種類別のランキング記事
・防災セット:防災セットのレビュー記事とランキング記事
・備蓄品 :個々の備蓄品と種類別のランキング記事
・その他 :上記以外で取り扱うレビュー商品をまとめてカテゴリー化
(自宅の防災、職場の防災など)
・防災知識 :集客記事用にカテゴリーは作っておく
最初に設定したカテゴリ―の記事を一通り書いたら、新しくカテゴリーを増やしてもOKですが、最初はできるだけ3つくらいのカテゴリーで記事を増やしましょう。
レビュー型の特徴
レビュー型の特徴は、収益記事とまとめ記事にもPVが集まるということです。
レビュー型は集客記事よりもレビュー記事(収益記事)が多くなるので、ブログ全体に占める収益記事のPVの割合は高くなります。
また、競合の少ない商品のレビュー記事を書けば、収益記事でも比較的早く上位表示されてアクセスを集められます。
近年は防災ブームで新しい防災グッズが次々に開発・販売されているので、新商品をいち早く紹介すれば上位表示は思っているより簡単です。
3.ブログのキーワード選定
次にブログのキーワード選定です。
メインキーワード候補の見つけ方
キーワード選定を見ていきます。
キーワード選定では、まずメインになるキーワードを1つ決めます。
例:防災グッズ、防災セット、備蓄品、モバイルバッテリー、ヘルメット、防災リュック、暴風警報など
防災ブログのメインキーワード選定には大きく3つの方法があります。
サーチコンソールやウーバーサジェストなどのキーワードツールを使う方法です。
時間がないときはサジェストワードを見て決めてもOKです。
他人のブログからキーワードを抽出する方法です。
競合サイトの記事を見て、タイトルと見出しからキーワードを抽出します。
このとき、上位10~20位くらいに企業や自治体のサイトがどれくらい入っているかは必ずチェックしてください。
半数以上なら上位表示は望み薄なので、他のキーワードを探した方が良いです。
実は、その他が最も重要なキーワード収集元です。
私の場合、集客記事の大半はニュースからキーワードを抽出しています。
例えば、防災の日のニュースが流れれば防災の日の記事を、融雪洪水が話題になれば融雪洪水の記事をその日に書いて公開します。
当日公開ができなくても、気になったキーワードはメモしておいて時間があるときに記事にします。
例えば、防災の日に「防災の日ってあるのか」と思えば記事を書き、来年に備えます。
また、防災アプリもいくつか触れておくとキーワードが見つかります。
・Yahoo!防災速報
・我が家の防災ナビ
・東京都防災アプリ
自分の防災対策にもなるので、3つくらいは入れておきましょう。
そのほか、
などもキーワードの宝庫です。
キーワード決定までの4ステップ
メインキーワード候補を見つけてからキーワードを決めるまでには4ステップあります。
①メインキーワード候補を見つける
②ツールで確認
グーグルキーワードプランナーかUbersuggestを使う
・ボリュームは100~1000
・競合性は低~中
・メインキーワードを含めて3~4語のキーワード
(例:防災セット 女性用 中身 リスト)
※キーワード候補は10~20くらい見つけておくと効率的③検索して確認
※キーワードツールの情報は古いので、実際に検索して競合確認
※1頁目の半数以上が企業や行政のサイトなら別のキーワードを探す④キーワード決定
①~③を全て満たせばキーワード決定
収益化しやすいキーワード
収益化しやすいメインキーワードの例を示しておきます。
それぞれ商標(商品名)を入れるのも有効です。
もちろん、収益化しやすいということはそれだけ競合が強いということでもあります。
必ず競合チェックはしておきましょう。
せっかく書いた力作記事も、企業サイトや行政サイトが相手だと分が悪いです。
文字数という数の暴力で戦いを挑む方法もありますが、効率を考えるなら持ち味を活かして別の角度から攻めましょう。
例えば、「防災セット 人数」キーワードが厳しいなら、「防災セット 幼児」とか「防災セット 夫婦 子供6歳」などを検索してみます。
自分の家庭に近いユーザーを想定するほど持ち味を活かした記事を書きやすいです。
特需キーワード
特需キーワードとは、特定の時期に検索が急増するキーワードです。
防災ブログのアクセスを伸ばすのに特に重要なのがこの「特需キーワード」。
防災ブログには定期的・不定期的に特需がやってきます。
この特需に関するキーワードで記事を書いておけば、年に数回~10回くらいはアクセスが大幅にアップします。
私の防災ブログの場合、アナリティクスのとおり2019年10月に大きな特需が来ています。
この日はアドセンスが2万円くらい、ASPが1万3,000円、物販が10万円くらい出ました。
それ以外にもチョコチョコとアクセスが増加していますが、アクセスに比例して収益もあがっています。
私の防災ブログで特需が発生しているキーワードを15個挙げておきます。
【特需キーワード15選】
①注意報・警報
・暴風警報 幼稚園:暴風警報の発表時
・大雨洪水警報 学校:大雨洪水警報の発表時
・特別警報 発表基準:特別警報の発表時
・土砂災害警戒区域:土砂災害の発生時
・Jアラート アラーム 音:Jアラートの作動・誤作動時
・避難警報 種類:避難情報の発表時②イベント系
・防災の日:防災の日の一週間前~当日
・シェイクアウト訓練:大規模訓練の実施数日前~当日③災害発生時
・地震 種類:地震発生から少し経った後
・正断層 逆断層 違い:同上
・停電 対策 防災グッズ:停電発生時
・雷しゃがみ:落雷に関するニュースが流れたとき
・火山灰 マスク:火山灰に関するニュースが流れたとき
・通電火災 原因 事例:通電火災に関するニュースが流れたとき
・感震ブレーカー 役割 価格:同上
特需キーワードは、知識付与型のブログの生命線です。
また、レビュー型でもブログ全体の評価を上げる強力な材料になります。
他にも狙い目はたくさんあるので、意識して探してみましょう。
私の防災ブログで収益性の高いキーワードも挙げておきます。
【収益性の高いキーワード15選】
①防災セット
・防災セット 一人暮らし
・非常用持出袋 中身 最低限②防災グッズ
・防災グッズ おすすめ 女性
・防災グッズ 中身
・防災グッズ 車 保管
・台風 対策 グッズ
・災害時 スマホ 充電③防災ポーチ
・防災ポーチ リスト④備蓄品
・備蓄品 リスト
・車 非常食
・災害用 充電器⑤いらない系
・地震 ヘルメット いらない
・防災 コンロ いらない
・防災 寝袋 必要か
・防災グッズ 必要ない
おすすめは「いらない系」です。
次の章で詳しく解説します。
4.防災ブログの書き方
キーワードが決まったら、実際に記事を書いていきます。
手順
キーワード選定が終わった後の記事の書き方の手順はスライドのとおりです。
記事の書き方については、ライティングの無料noteを読んでみてください。
「再現できるライティングスキル ~稼ぐ力と読まれる魅力を記事に~」
https://note.com/sumou_baby/n/neab09b1b8b05
私が日ごろ実践している記事作成の方法を全て書いてあります。
レビュー記事を書くときのポイント
防災グッズの記事を書くときは6つのことを意識します。
「防災ブログの作り方」では、時間の関係でレビュー記事の書き方の基本3つを解説しました。
このnoteではさらに3つ、記事を書くときの核心を解説します。
防災は人命にかかわるジャンルです。
間違った情報を書くと、それを鵜呑みにした人が被災して命の危険にさらされることがあります。
そのため、他のジャンル以上に情報の正確性が求められます。
・専門的な内容は出典を明記
・曖昧な事実は書かない
・通説だけど証明までされていない内容は、その旨を書く
レビュー記事を書く場合、オリジナル画像をたくさん使いましょう。
・ALT属性に写真の説明を書く
・商品の全体像とポイントとなる箇所(非常食の保存期限、容量、保存方法など)は必ず載せる
商品の値段や容量など公式サイトに書いてある情報は誰でも書けますし、どの記事にも書いてあります。
基本情報は必ず書くべきですが、それだけでは記事にユニークさが出ず、「なんだ、他の記事と同じか」と思われて終わりです。
そこで、細かいことでも良いのでユニークな内容を書くように心がけましょう。
例えば、非常食なら「パウチの切り口が尖ってて危ない」、「開けるときに途中で引っかかる」、「試食してみたら意外とパサついてる」など
実際に使っていないと書けない情報を「画像と一緒に」盛り込みましょう。
人を防災セットや防災グッズの購入に駆り立てるのは「不安」です。
・被災するかもしれない
・地震で家が倒壊して路頭に迷うかもしれない
こうした漠然とした不安を感じる人もいれば、
・被災して食べ物や水に困るかもしれない
・仮設トイレに何時間も並ぶかもしれない
・スマホが充電できないかもしれない
・何日も体を洗えないかもしれない
といった具体的な不安を感じる人もいますが、とにかく「不安」を「安心」に変えるために防災商品を購入します。
「防災商品の購入は「安心」を金で買うことである」と言っても過言ではありません。
そのため防災の記事を書くときは、
①リード文でユーザーに不安と直面化させ、解決策をやんわり提示する
②本文で「この記事の商品を買えば不安が安心に変わるよ」と教えてあげる
というステップを踏むことが重要です。
このステップを踏みさえすれば売れます。
そもそもあなたの記事を読みに来ている時点で、そのユーザーは災害への不安を抱き、記事で紹介している商品を購入して安心したいと思っているはずです。
だから不安をはっきり自覚させ、「この商品はあなたの不安を安心に変えてくれるよ」と背中を押すだけで購入してもらえます。
「不安」を意識させて「安心」を売り込む
これが防災記事を書くときの核心です。
防災グッズのASP案件は単価が安いです。
例えば、防災セットなら購入の5~10%程度で、1万円の商品が売れても報酬は500~1000円です。
最も高いものでも2000円程度となっています。
家庭用の蓄電池案件は高単価ですが、価格が高いので相当にハードルが高いです。
また、物販で防災グッズを売る場合も報酬率は数%なので、1個2個売れただけではタカが知れています。
なかには数十円の商品もあります。
そのため、防災ブログで収益化するなら数を売るという意識が不可欠です。
数を売るには大きく2つの方法があります。
・複数のレビュー記事のアクセスを増やす
・まとめ記事への導線を増やす
当たり前ですが、アクセス数が増えるほど売れやすいので、複数のレビュー記事のアクセスが増やすのが理想です。
最初は検索流入が狙いにくいので、TwitterなどのSNSで流入を狙うことになります。
また、まとめ記事への導線を増やすことも意識しましょう。
レビュー記事は、紹介している商品だけでは収益が少ないので、他の商品も購入してもらえるようにまとめ記事への導線を貼っておきます。
図では集客ページ→収益ページとなっていますが、集客ページ→キラーページ(まとめページ)にリンクを貼ってもOKです。
特に、特需キーワードを狙う集客記事については、必ずキラーページにリンクを貼っておきましょう。
こうしておくことで、特需が発生したときに急激に売り上げが上がります。
前章で「いらない系」のキーワードが狙い目だと書きました。
防災ブログの収益化というと、つい「必要なもの」に注目してレビュー記事を書いてしまいがちです。
でも実は、いらない防災グッズを書いた記事も収益性が高いです。
書き方は2つ。
・いらない防災グッズを先に書き、必要な防災グッズを売る
・先出ししたデメリットをメリットで覆し「やっぱり必要」と思わせて売る
実は私の防災ブログ、収益の約30%(2020年5月だと10万円弱)が「いらない系」キーワードで書いたたった1つの記事から発生しています。
ズバリこの記事です。
「防災グッズ いらない」で検索すると1番上に表示されます。
いらない防災グッズは、必要な防災グッズに比べてキーワードががら空きなので、上位表示を狙いやすいです。
近年の防災ブームで防災に関心のある人は増えています。
日本は災害大国なので、被災の不安を抱えて何とかしたいと考えている人も少なくありません。
でも、目に見えない脅威に鈍感で、予防のためにお金を使うのをためらう人は多いです。
そういう人たちは、防災グッズが必要だと思っても「できるだけお金はかけたくない」と思っていて、「防災グッズ いらない」で検索します。
そして、「〇〇はいらない」という記事を見つけて「やっぱりいらないんだ。」と安心します。
「商標(商品名) いらない」で検索する人もいます。
彼らをターゲットにして記事を書くときは、「防災グッズ いらない」「商標 いらない」というキーワードを使い、書き方を工夫します。
具体的には、記事の前半に「防災グッズのデメリット」や「本当にいらない防災グッズ」を書きます。
私の防災ブログでは、最初にいらない(優先度の低い防災グッズ)を一覧表にまとめて表示してあります。
最初にユーザーの検索意図に沿った内容を書くことで、「やっぱり私の考えは正しいんだ、この記事の執筆者の意見に賛成だ」と思わせるのです。
そのうえで、メリットや本当に必要な防災グッズを提示して、「え、そうなの?!」と気持ちを揺さぶります。
人は「自分と同じ意見を持っている(と思っている)相手」のことを信頼します。
そのため、記事前半で「この記事の執筆者は自分と同じ意見だ」と思わせます。
そうすれば、後半にどんでん返しをしても、「自分と意見の執筆者が言うんだから正しいんだろう」と思ってくれます。
信頼を得ておけば、後は簡単に売ることができます。
私の防災ブログでは、後半に必要な防災グッズをあっさり紹介しています。
ハッキリ言って、メリットを書き並べただけのレビュー記事より収益性は高いです。
もちろんレビュー記事やまとめ記事からも売れますし、そちらが防災ブログの基本であることは変わりません。
でも、「いらない系」が収益性が高いということは覚えておき、レビュー記事が溜まってきたらいらない系の記事も書いてみてください。
5.防災ブロガーをつなぐ意味
最後に防災ブロガーをつなぐ意味について解説します。
理由は3つあります。
・リンクし合える
・アクセスアップ・収益アップ
・情報共有できる
リンクし合える
1つ目はリンクし合えるからです。
「1.なぜ今防災ブログか」で、防災ブログは繋げやすいと書きました。
防災という同じジャンルなので、被リンクを貼りやすいという意味です。
ではなぜリンクさせるかと言えば、「被リンク獲得のため」です。
初心者のブログが有名ブログに及ばないないものはたくさんありますが、その一つが被リンクの量です。
通常、被リンクを増やすには次のような方法があります。
・良い記事を書く
・SNSで広める
・有名な人に言及・拡散してもらう
ハッキリ言って、どれも初心者にはハードルが高めです。
でも、防災ブログを作っている人同士に繋がりがあれば、ジャンル的にも心理的にも抵抗なく被リンクを貼ることができます。
個人ブログでも被リンクは被リンクなので、最初は小さなブログ同士でも一定の効果は見込めます。
アクセスアップ・収益アップ
2つめはアクセスと収益のアップにつながりやすいからです。
防災ブロガーのつながりができると、互いのブログを行き来する交流が生まれて自然にブログのアクセスが伸びます。
つながるブロガーが多くなるほど効果は高まるでしょう。
また、交流する中で防災グッズをお互いのブログから購入し合うという現象も起こりやすくなります。
新しいブログが検索上位に食い込むには時間がかかりますし、今のGoogleの状況では良い記事を書いても必ず上位に食い込めるとは限りません。
そのため、アクセスにせよ収益にせよ、ブロガー同士のつながりの中で生じるアクションが重要になります。
情報共有できる
3つめは情報共有がしやすくなることです。
防災ブロガーのつながりができると情報共有がしやすくなります。
SNSやすもサポのようなグループの中でお互いの情報を共有し、ブログを高め合うことができます。
【共有する情報の例】
・キーワード
・新商品(ASP案件や防災グッズなど)
・競合サイト(規模、特徴、突き崩せそうなところなど)
・ブログ設計(カテゴリーやタグの使い方など)
・企画(ASPの特単やキャンペーンなど)
もちろん、お互いに防災という同じジャンルで戦うライバルですが、今は一人で戦って勝てる時代ではありません。
情報を共有して切磋琢磨することでお互いのブログを成長させていくという視点は、これからのブログ運営には不可欠です。
先日、有名ブロガーのサンツォさんのツイートを引用させてもらい、次のようなツイートをしました。
個人ブログ=零細商店街の店舗と考えると、個人商店の取り組み+商店街としての取り組みも重要になってくる https://t.co/hd9cyEK9g5
— すもベビ (@sumou_baby) May 23, 2020
ブロガーが個人で頑張る姿勢はもちろん必要ですが、それだけでは企業や公式というデカい組織には勝てません。
ただでさえ強いのにグーグルが肩入れしているのですから、絶望的ともいえます。
でも、仲間と協力すれば太刀打ちする方法はいくつも残されています。
もしかしたら、「ブログは公開したくない」という人もいるかもしれません。
「特化ブログは公開しない方が良い」とされているので、多少の抵抗は誰にでもあるでしょう。
実際、KWや案件を知られたくない、記事のマネをされたくないから非公開にしておきたいという人は多いです。
でも、最近のGoogle検索は優秀なので、パクリブログはすぐに見抜いて検索順位を下げます。
また、通報制度というのもあるので、パクリに気づいてすぐに通報すればGoogleが対応してくれることもあります。
【著作権侵害による削除を申請するページ】
https://www.google.com/webmasters/tools/dmca-notice?hl=ja&pid=0&pli=1
そのため、ブログを隠すメリットよりも、互いに公開して情報共有などをするメリットの方が大きいです。
すもサポを活用しよう
「防災ブロガーをつなぐ意味」を書きましたが、実際のところ防災ブロガーを見つけてつながるのは簡単ではありません。
上に書いたとおりSNSでは特化ブログを非公開にしている人も多く、見つけるのに一苦労します。
見つけても相手がリンクや協力に同意してくれない可能性もあります。
一緒に防災ブログを頑張れるブロガーを見つけたいなら、すもサポを利用してみてください。
すもサポとは、ブログ初心者向けのグループです。
ブログ収益が月1万円未満のブロガーが集まって、疑問質問を掲示板に書き込んだり、互いに交流したりしています。
主なコンテンツは次のとおりです。
すもサポで仲良くなってTwitterでも交流するという人も多いです。
実は私、Twitterで何度も「防災ブログがおすすめですよ」と言い続けてきました。
防災は狙い目(何度目だろうコレ…)
防災ブロガー増やしたいんですが増えない(´;ω;`)ウゥゥ
公式・企業が弱くて下位でも売れる穴場なのに私の防災ブログの状況(前回のとは別ブログ)
・レビュー記事なし
・2019年6月から放置
・発生は30~70件/日くらい
⚠️単価は100~1000円なので1万円前後/日 pic.twitter.com/gkQetxwcqJ— すもベビ (@sumou_baby) May 14, 2020
結果、すもサポメンバーで防災ブログを開設または既存ブログに防災カテゴリーを作成する人が増加しています。
そのため、よそよりも防災ブロガーを見つけやすい状況です。
【すもサポへの参加方法】
①すもサポのTwitterアカウントの固定ページ(参加条件)を読む
②参加申込のリプ
すもヴィレでつながる
すもサポでは近日中に有料サーバー「すもヴィレ」を開設予定です。
すもヴィレとは、メンバー全員で協力してアクセスアップや収益化を図るグループです。
すもサポは掲示板メインのゆるいグループです。
一方のすもヴィレは、メンバーが協力してレベルアップを図るグループです。
ブログの作り方やSNS運用の講義、個別相談などのコンテンツもあるので、よりブログのアクセスアップや収益化に結び付きやすくなっています。
すもヴィレには、同じジャンルのブログ同士を一覧表示するリンクchを設置します。
防災ジャンルも設置するので、登録しておけば自然に防災ブログを見つけて運営者とつながることができます。
情報共有したりお互いのブログを閲覧したりすることも容易になります。
SNSを活用しよう(5月31日追記)
これから防災ブログを作る人に必ずやってほしいことがあります。
・Twitterアカウントの開設
・ピンタレストアカウントの開設
防災は画像からの流入が多いジャンルです。
特にレビュー型のブログを作る場合は効果が大きいので、少なくともTwitterとピンタレストのアカウントは本アカとは別に専用のものを作っておきましょう。
実は私のブログもTwitterアカウントを作っていたのですが、海外移住したときにロックされ、パスワードを間違えすぎて凍結されています。
でも、日本にいた頃は記事を投稿すれば1ツイートにつき5~1000アクセスは集まっていました。
数字のばらつきが大きいのは、平時と緊急事態の差です。
平時は5~30アクセスくらいでしたが、災害発生直後に防災グッズや防災セットの記事URLを埋めてツイートするとアクセスが跳ね上がります。
前提として、防災に興味のあるアカウントをフォローしておく必要はありますが、検索流入が少ないうちは重要なアクセス元になります。
【Twitterアカウント運用のポイント】
・防災に「ちょっと詳しい人」だと分かるプロフィール
・職業や家族構成が分かるプロフィールやツイート
・防災に関心のあるユーザーをフォロー(フォロバしてもらう)
・日に1~2つで良いので防災関連のツイート(ニュースや気づきなど)
・災害発生時は
①まず被災者のご冥福を祈り、家族の悲しみに共感の意を示す
②防災グッズや防災セットの記事をツイート
③ニュースで流れる防災用語の記事のツイートも混ぜる
(地震の種類、JMAT、被災者生活再建支援制度など)
※ツイート被災者やその家族の役に立つ内容だとベター
もう一つ、ピンタレストもアクセスを集めるのに有効だと考えています。
下の画像を見てください。
このピン、投稿から3日で23回もクリックされています。
リンク先は女性用防災セットの記事で、この記事からここ数日急に売れだした商品があるので、ピンタレスト経由の可能性があります。
ブログのピンタレストアカウントは運用6日目、フォロワーは5人という状態なので、アクセスとしては好調な方でしょう。
他にもアクセスを集めているピンが複数あるので、ピンタレストをアクセス元として運用することも検討してみてください。
終わりに
読んでいただきありがとうございました。
防災ブログについて質問したい人は、すもベビのTwitterアカウントまでお願いします。
【質問DMに書き込む内容】
・noteアカウント(名前、マイページURL)
・note購入日
・質問事項
※3日以内をめどに回答します。
最後になりましたが、このnoteを公開するにあたり、シャロさんにモニターをお願いしました。
シャロさんのご指摘のおかげで原稿がブラッシュアップされ、より質の高い状態で公開することができました。
ありがとうございます。